ウェルスナビ運用記録(5月23日)

ウェルスナビ運用状況報告(5月23日時点)です。

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先週末からの総資産額は、145,853円の増加(約3.0%増)となりました。為替は引き続き円安傾向で、わずか0.2%ですが総資産額を押し上げました。

今週は金が反落し、約0.2%安となりました。先週は2.9%も高かったので、それに比べると若干の調整といったところでしょうか。

その他の資産はすべて上昇しました。上昇率トップは不動産の7.2%増です。不動産は先週7.5%下げていたのですが、今週同程度の上昇で、2週間前の価格をほぼ取り戻しました。

続いて、米国株(4.0%増)、日欧株(3.5%増)、新興国株(1.2%増)の順でした。

今週は米中関係の悪化懸念がさらに深まりましたね。3月から延期していた中国の全人代が再開しましたが、そこで出てきたのが香港の治安法。治安維持を名目に、中国関係機関による香港の取り締まりを強化する法律の制定方針を発表しました。

金曜日には香港の株価指数が5.5%も下落し、翌日には大規模なデモ行進と警官隊の衝突が起き、多数の逮捕者が出ているとのことです。

法律の制定方針についてアメリカ、イギリスなどが反対の意向を表明し、すぐさま中国が反発するなど、緊張はますます高まっています。

これとは別に、5月20日には米国上院が、外国政府の管理下にないことを証明できない企業が米国の証券取引所に上場できないようにする法案を可決しました。事実上、中国企業の上場を排除する法案とみられていおり、翌日には中国検索大手のバイドゥが、米NASDAQへの上場廃止を検討という報道が流れ、混乱を呼んでいます。

米中対立は今に始まったことではありませんが、深まる対立は底が見えませんね。

今週のウェルスナビの成績を見ても、中国と台湾企業が半分を占める新興国株(VWO)の価格が相対的にさえないのがうなづけます。日欧株には香港株も含まれるため、比率は小さいとはいえ、こちらもダメージを受けました。

もう一方のけんか相手である米国は高い上昇だったのが印象的です。アメリカ、強すぎませんかね。

今週はいったん上昇しましたが、この状況だと上昇が続くかは怪しいですね。そうなると金やビットコインがさらに上がるか?注目です。

 

(前回の運用記録はこちらから)

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