ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(2月26日)
ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況報告です。(2月26日終値で計算)
この週末にかけて、相場が荒れましたね。私の資産総額も、先週末比で30万円近く下落の935万円になりました。
ほとんどの資産が先週末比で値下がりしたのですが、特に下げが大きかったのはビットコインの16%下落(約9万円の損失)、続いて新興国株の5%下落(約7万円の損失)でした。これだけで下落幅の過半を占めました。
ビットコインは先週9万円増えていたので、完全に「行って来い」状態。2週間前の価格に戻りました。株もビットコインもちょっと調整すると「バブルが崩壊した」だの言われるのですが、たまには休みも必要でしょう。気長にホールドです。
ところで、「米国債券(AGG)」だけは今週唯一プラスで終えました。いや、本当は円安のぶん持ち上がっただけで、ドル建ての評価ではマイナスなのですが。
相場が荒れた原因としてよく指摘されたのが、米国長期金利の上昇です。このところ市場には、「コロナ対策で供給されたマネーが株価やビットコイン価格を持ち上げている、金利が上がり始めたら価格調整が入るだろう」といった認識がありました。今月に入り金利がじわじわと上がり続け、ついに節目となる1.5%を超えたため、こういった動きにつながったのでしょう。その後はいったん落ち着いたようなので、節目に伴う観測気球だった可能性もあるかもしれません。
この債権利回りと債券価格というのは逆相関の関係にあります。米国債券(AGG)価格が下げ渋ったように見えたので、トレンドを確認してみることにしました。下図は2月1日以降のAGG価格と米国債(期間10年)の利回りの比較です。*1
長期金利が1.5%を上回ったのは一時的だったかもしれませんが、トレンドとしてはまだ上昇中にも見えます。それにつれて債券価格は下落トレンドにあり、まだ落ち着いたかどうかは何とも言えません。
当たり前ですが、きれいな逆相関だということは再確認できました。騰落率を散布図にすればより一層明確になります。
長期投資家にとっては、金利がどうあれ売買方針に大きな変更は必要ありません。ただ、過度に心配することのないよう、こういった変動の背景も押さえておくとよいかもしれませんね。
来週は月に一度の定期積立が実行されます。各資産が今の価格で推移すれば、買付金額は以下のようになりそうです。大きく下がった新興国株を中心に、株式全般を買い付けることになりそうです。このところ下落が続いている金(ゴールド)も少し買い増し予定。
(前回運用報告:2月19日時点)