ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(4月16日)

ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況報告です。(4月16日終値で計算)

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※2週間ぶりの更新ですので、文中の「前回」は2週間前(4月2日)を指します。

総資産額は前回から約12万円増加の、1057万円となりました。

ずっと続いていた円安は一時的に落ち着いたのでしょうか?前回110円台に乗せたドル円レートですが今週は108円台、約2%の円高となりました。為替要因だけで20万円程度総資産額が下がった計算になるのですが、ドル建ての資産価格上昇がそれを上回ったため、上記の通りトータルで12万円のプラスで落着しています。

 

では、円建てでみた資産クラス別の騰落率(前回比)を見てみましょう。上昇は5つのクラスで、以下のような順位になります。

1位 暗号資産(ビットコイン) +2.25%

2位 米国株(VTI) +1.94%

3位 日欧株(VEA) +1.45%

4位 不動産(IYR) +1.12%

5位 金(GLD) +0.90%

ビットコイン価格は1年でほぼ10倍になりました。相変わらず上昇が続いているのは驚くばかりですね。

続いて下落した2つのクラスです。

6位 新興国株(VWO) -1.27%

7位 米国債券(AGG) -1.32%

最下位は米国債券ですが、前述の為替要因が大部分を占めていますので、それほど心配はないと考えています。長期的には金利上昇リスクが高まっているので今後も低調なまま推移すると思われますが、個人的には「こんなものだろう」くらいに思っています。

むしろ心配なのは新興国株です。ウェルスナビの新興国株であるVWOは過半が中国と台湾の株式ですので、つまりは中国経済への見通しが悪くなると保有するリスクが高まってきます。

直近では米国(日本もですが)の台湾への傾斜と、対抗する中国との対立が激化するリスクでしょう。日経報道によると中国は、「西洋崇拝」につながる本を図書館から排除するよう通知した、とか。本当に現代の話であるのかと疑いたくなります。

 

そんな中、ウェルスナビでは年に1度の運用プラン見直しが行われました。詳細はそのうち分析してみたいと思いますが、最も大きな変更は「新興国株の保有比率拡大」です。リスク許容度5の場合の保有比率が、これまでの14.6%から、16.1%に拡大されました。(その分、金の保有比率が引き下げられています)

このままの価格で推移すると、4月末に行われる定期積立では以下の通り、ほとんど新興国株しか購入されないという事態になりそうです。

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前回、3月の買付も新興国株が過半を占めていました。

「価格が下がっている資産クラスを中心に買い付けていく」というのがウェルスナビの戦略ではありますが、こんなに調子の悪いものを大量に買ってよいものか、心配になってしまいました。

とはいえ、株式投資の利益の本質は負担するリスクに対する報酬ですから、単に心配だからという理由で辞めるべきでは無いですね。予定通り、積立を行うつもりです。結果がどうなるかは、このブログの続きを楽しみにしていてくださればと思います。

 

(前回運用報告:4月2日時点)

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