ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(5月21日)ビットコイン暴落!!

ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況報告です。(5月21日終値で計算)

前回報告(5月7日)からの2週間でビットコイン35%も暴落!ビットコインだけで20万円もの損失を出しました!!

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総資産額は前回5月7日から27万円減少して、1052万円となりました。

うちビットコインでの損失が20万円、ウェルスナビ6資産の合計損失が7万円でした。

 

円建てでみたこの2週間の騰落率(クラス別)です。上昇はビットコインと株式を除く以下3つのクラスでした。

1位 金(GLD) +2.91%

2位 米国債券(AGG) +0.08%

3位 不動産(IYR) +0.03%

前回も金の上昇率がトップでした。インフレリスクを織り込んだ価格上昇が続いているのがわかります。ウェルスナビは先月の運用プラン見直しで金の保有比率を下げてきたので、多くのウェルスナビユーザーにとって良いタイミングでの一部売却ができそうですね。私の運用パターンでは8月のリバランスに合わせての売却になりそうです。そこまでの間、さらなる価格上昇があるか?注目されます。

 

続いて下落した4つのクラスです。

5位 日欧株(VEA) -0.24%

6位 米国株(VTI) -1.42%

7位 新興国株(VWO) -2.37%

8位 暗号資産(BTC) -34.75%

前回も日欧株の優秀さをほめたところでしたが、引き続き株式の中では好調を維持しています。欧州でのワクチン普及も期待が続いていますし、日本でもトヨタが6年ぶりの最高値更新など明るいニュースも聞こえてきます。

問題はビットコインです。2週間で35%もの下落となりました。過去2週間に伝わった下落要因として主要なものは、テスラと中国の2つだと思います。

テスラはイーロンマスク氏が2月にビットコイン保有と、決済手段としてのビットコイン採用を表明してきましたが、後者については撤回されました。電気自動車で環境保護をアピールしなければならないテスラにとって、ネットワークの維持に大量の電力を消費しているビットコインとの相性はよくなかったのでしょう。でも太陽光や水力などの再生可能エネルギーを使っていればそんなに問題ばかりだとも思えないので、これでビットコインが終わりだということにはならないのではないかと思います。

中国では、国務院の金融安定発展委員会が、金融リスクを制御する取り組みとして、仮想通貨の採掘と取引を取り締まる意向だと表明してきました。ビットコインの採掘は電気代の安い地域で活発に行われています。特に中国内陸部の豊富な水力資源はビットコインの採掘に多く活用されているようですので、中国の採掘パワーが失われることになるとすれば、こちらは確かに大きな不安要素になりえると思います。

暗号資産には「51%攻撃」と呼ばれる、台帳改ざんのリスクがあることが指摘されています。採掘パワーが急激に低下する際に一部のマイナーが結託してこのような攻撃を行いやすくなるとも言われているので、仮に中国当局がこのような規制をかけたとしても、ビットコインはその安全性を維持できるのかが試されていると言えるかもしれません。

2019年には「量子コンピューターの登場でブロックチェーンは崩壊する」などという噂でビットコイン価格が暴落しました。なんとなくですが、指摘されているリスクは同種のもののような気がしています。そしてこれからも何度も、こういった暴落は起こるでしょう。果たして、いつかビットコインは終焉を迎えるのか、それとも価値貯蔵手段としての地位を確立できるのか。ますます楽しみになってきました。

 

ちなみに私はビットコインで20万円もの損失を出しましたので、5月末の定期積立時には約7万円相当もの補填を行うことになりそうです。残りはほぼ同額の新興国株と、少しの米国株になるという計算結果です。(下図)

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本運用開始以来の大型買付になると思いますので、どうぞ楽しみにしていてください!

 

(前回運用報告:5月7日時点)

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