WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は高いのか?

はじめまして、カーブと申します。

世界水準の資産運用をすべて自動で行ってくれるロボアドバイザー、WealthNavi(ウェルスナビ)。昨年末には預かり資産が2000億円を突破し、人気No.1を独走中です。私もウェルスナビでの本格的な資産運用を始めてから2年以上が経過しました。このBlogでは、これまでの私の運用実績や、様々な角度からの分析結果などをご紹介していきたいと思います。

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2020年1月10日時点での運用実績

2017年8月に100万円を入金し、ウェルスナビでの資産運用を開始しました。ただ、本格的に運用を開始したといえるのは、2018年初に毎月15万円の積立を始めてからです。

それから2年が経過しました。プラスとマイナスを繰り返しながらですが、現在は+581,775円(+12.65%)という好成績を出してくれています。最近は株式市場が好調なため、この4か月間一度もマイナスになっていません。

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 ウェルスナビの手数料1%は高いのか?

さて、ウェルスナビを評価する上で避けて通れないのが、1%という手数料が高いのかどうか、という問題でしょう。もちろん手数料は安いに越したことはないのですが、私は次の3点にその価値を見出しています。

  1. 積立時にリバランスしながら買付してくれる
    そもそも積立を設定しない人にとっては、1%もの手数料を支払う価値はないでしょう。海外ETFでも買付手数料はどんどん下がっていますので、個人で運用したほうが絶対に得です。また、あるETF1銘柄を毎月固定金額で積み立てていくだけならば、もっと安い手数料で済むサービスがあります。ウェルスナビのメリットが最大限にいきてくるのは、積立時にポートフォリオを最適に調整(リバランス)しながら買付数量を決定してくれるという点です。これを個人が手作業で実行するはなかなか手間です。1回や2回ならば手作業でもできるかもしれませんが、毎月毎月、仕事が忙しい時も続けていくには強い意志の力が必要だと思います。

  2. Detax(税金最適化)機能がある
    ウェルスナビには、損失が出ている銘柄をいったん売却し、即座に買い戻すことで税金を繰り延べることができる機能がついています。これも個人にはなかなかできないことだと思います。売った金額で買い戻せる保証はないですし。不思議なことに「損失が出ている銘柄を売る」という心理的ハードルは意外に高いものです。

  3. 運用状況を分かりやすいグラフでいつでも確認できる
    地味なメリットですが、私はこれが気に入っています。上のほうに載せたグラフは、ウェルスナビが作って表示してくれたものです。これまでどのくらいの金額を積み立ててきて、どのくらいの利益が出てくるのかが一目でわかります。ほかにも、資産ポートフォリオの円グラフ、銘柄毎の損益なども表示してくれます。もちろん、ドル/円の両方で。ウェルスナビさんも、運用を続けたくなるような図表をもっとたくさん開発してくれれば、ユーザーの満足度も高まるのではないかと思っています。

 このBlogについて

この記事が本Blogの最初の記事なのですが、いきなりいろいろな用語を説明抜きで書いてしまいました。資産運用やウェルスナビについてあまり詳しくないという方にはわかりにくい記事になってしまったことをお詫びします。このあたりは徐々に紹介記事を書いていくつもりです。

このBlogを通じて、少しでも多くの方に資産運用のこと、そしてロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)の魅力をお伝えすることができたらと考えています。