ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(1月22日)
ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況を報告します。(1月22日終値で計算)
総資産は先週から、微増です。約5000円ちょっとの増加です。
年始に見られたビットコインの上昇の勢いは完全に失われましたね。私の保有額も、先週に比べて10万円以上減少しました。先週も10万円減少だったので、この2週間で20万円失った計算です。
もっとも、私の場合は長期投資ですので、こういった上下の波は気にしません。気にならないわけではないです。気にしないように努力しています。
一度売ってしまうと、今度はいつ買い戻すかを考えなければなりません。何も気にせず持ち続けている場合に比べて、2回も多くの真剣な判断が求められるので、明らかに行きすぎの場合でもリバランス以外の目的での売却はしません。短期売買で勝ち続けられれば良いのですが、私の場合はそう遠くない将来に自信を失って、撤退してしまうことでしょう。
一方、ウェルスナビは好調で、ビットコインで失った分を上回って稼いでくれました。
今週最大のトピックは、バイデン大統領の就任だったと思います。当日は米国株も好調でした。大きなトラブルもなくイベントを通過した安心感もあったと思います。
新政権の当面の課題はコロナと経済対策ではありますが、これらがひと段落した後には、大企業や富裕層に対する増税に踏み込むことになっています。ウェルスナビユーザーにとっても、米国株(VTI)の投資先の20%超を占めるGAFAMへの規制強化や、キャピタルゲイン課税の増税については注視しておく必要があります。米国株が今週好調であったもうひとつの理由として、イエレン財務長官の公聴会を受けて多くの投資家がその時期がまだ先であると判断したからだ、という可能性もありますね。
というわけで、今週世界の株価がどう動いたか、ウェルスナビの投資先3区分(米国、日欧、新興国)毎に振り返ってみましょう。先週終値に対する今週終値の上昇率は以下の通りです。
米国株も上がりましたが、新興国株の上昇が上回りました。
ウェルスナビでいうところの新興国は、その半分が中国および台湾です。中国は今週2020年第4四半期のGDPが速報され、2019年同期を成長率でも上回ったようです。統計の信頼性という問題はあるにせよ、すでにコロナを脱却したことを意味するとか。
いずれにせよ、米国新政権の経済政策に注視しつつ、今後も米中経済の発展に期待するという展開になりそうですね。
(前回運用報告:1月15日時点)