ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(1月1日)

明けましておめでとうございます。2021年、新年一回目の「ウェルスナビ+ビットコイン運用」の状況を報告したいと思います。遅くなりましたが、先週金曜日(1月1日)終値時点の価格で計算した結果がこちらです!

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ビットコインの上昇に支えられ、総資産額は830万円に達しました!

この運用は、「ウェルスナビの投資先にビットコインが加わったらどうなるか!?」をテーマに、私が独自に企画して運用しているものです。

ウェルスナビは、現代ポートフォリオ理論に基づく科学的かつ最も合理的な資産運用を完全にお任せできる、いわゆるロボアドバイザーです。預かり資産額は国内ナンバーワンで、運用会社であるウェルスナビ株式会社は昨年末に東証マザーズに上場しました。

ウェルスナビは、働く世代のすべての人に富裕層並みの最適な資産運用を提供することを目指しているため、その投資先や投資手法はたいへん堅実です。細かな手法まできちんと根拠があり、その科学的で非の打ち所がない投資手法にはただただ感心するばかりです。ネットの評判を見ても、その高めの手数料以外に批判はないように思えます。

 

しかし、投資にはもっと夢があってもよいのではないか?世の中を変えるかもしれない斬新なアイデアやビジネスモデルに賭け、失敗すれば自己責任、成功すれば果実を得られるその喜びにこそ、投資の本質があるのではないか?

そんなことを考えながら始めたのが、この「ウェルスナビ+ビットコイン運用」なのでした。

その投資スタンスは、ウェルスナビのような科学的で綿密に計画された投資手法を使いつつ、最も高いリスクをとって冒険する、というものです。投資対象は南海泡沫会社でも東インド会社でも良いのですが、数百年出遅れました。そのくらいの冒険になり得るものということで、ビットコインを選びました。

下図は過去記事からの流用ですが、この運用のリスク/リターンマップです。図の中央に、「リスク許容度5」の赤丸が見えます。これがウェルスナビで最も高いリスクをとった場合で、そのリスクは11.2%、期待リターンは6.98%です。

これに、5%相当のビットコインを混ぜることにより、リスク14.6%、期待リターン7.16%の運用ができます。図中右側にある「リスク許容度5+ビットコイン」という赤丸の点です。なお、私の独自計算によるとビットコイン単体のリスクは194%、期待リターンは10.7%と想定しており、図の遥か右にあるので、表記できませんでした。

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この年末年始期間にはビットコイン価格が一時3万ドルに乗せました。いくらなんでも上昇ペースが速すぎるという声も多く、間違いなく一時的な調整を迎えるものと思います。

だったら一刻も早く利益確定すべきではないか?とも思いますが、ここは冷静にルール通りに進めたいと思います。今ルールを破ったら、きっともう元のルールに復帰することはできないと思います。それが吉と出るかもしれませんが、同時に、より大きなゴールを目指した冒険の旅を諦めることでもあります。

2021年はひとまず快晴の船出となりました。でももちろん、嵐への備えも抜かりありません。さてこの先、どんな冒険が待っているでしょうか!?

 

(昨年4月の運用開始時の記事です。こちらもどうぞご覧ください)

curvex.hatenablog.com