DeTAXの還付金が振り込まれました

ウェルスナビには自動税金最適化機能が備わっています。DeTAXと呼ばれるこの機能では、税制上で可能な限り、税金の支払いを一部先送りすることにより、運用効率を高めることができます。

先送りされる主たる部分は分配金にかかる税金です。分配金を受け取る際に一時的に源泉徴収されますが、年内最終取引日に「損益通算還付金」として戻ってきます。

先日、2020年のDeTAX成績を集計し、約1万1600円の還付が受けられると予想しておりました。計算について詳しくは、以下の記事を読んでみてください。

本日は、実際に還付が受けられましたので、その結果をご報告します。

curvex.hatenablog.com

 

本日、私の口座に11,606円の振込がありました。概ね予想通りですね。この額が、運用終了までマネーマシンとして働いてくれるはずです。

さて、上記の記事では11,643円と予想しておりましたので、予想と比べて37円の誤差がありました。あまり詳しく調べていませんが、税務上の細かなルールの違いがあったのかもしれませんし、もしかしたら私の計算ミスかもしれません。全体からするとわずかな差異なので、気にしないことにします。(笑)

 

ところで、この還付金はウェルスナビの取引履歴画面には表示されないことになっています。なので、還付額を知るためには、資産内訳の「現金」の額を見て、前日からの差分を求めてやる必要があります。

具体的に見ていきましょう。以下が昨日(12月29日)時点での、私のウェルスナビ資産内訳です。右表の一番下に「現金」として22,948円と記載されていました。今回はここだけ見てください。

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本日(12月30日)、日欧株と新興国株の分配金が振り込まれていました。

その合計が20,399円でしたので、これだけであれば、さきほどの画面の「現金」は、本日時点で43,347円に増えていると計算できます。

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そして、以下が本日(12月30日)時点での私のウェルスナビ資産内訳です。

現金は計算とは異なり、54,953円となっていました。その差額は11,606円であり、これが損益通算還付金であると想定できます。

ちょっと手間がかかりますが、私はこうやってDeTAX還付金の額を求めました。取引画面に表示してくれればわかりやすいんですけどね。

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今年もいろいろありました。年前半には大暴落を経験し、後半に値を戻したとはいえ大変な一年だったと思います。

ウェルスナビは年内最終日まで、DeTAXによる還付金支払いという大仕事を遂行してくれました。まだ今夜、この現金の一部で資産を買い付けるという仕事が残っていますが、ひとまず今年一年、お疲れさまでした。

来年は大波乱なく、巡航速度を維持してくれるとよいですね。皆さんもよいお年をお迎えくださいませ。