ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(1月29日)

ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況を報告します。(1月29日終値で計算)

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総資産は先週から約2万円増加の、887万円となりました。

と言いたいところですが、今週は定期積立を実行していました。下図の通り、定期積立分の15万円に加えて、ウェルスナビ+ビットコイン運用として別途積み立てている7500円です。ビットコインは値上がりが続いているので、本運用のルールに従って今月の購入は無し。その分をウェルスナビ口座に入金しております。

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つまり合計15万7500円も入金したのに総資産はたった2万円しか増えなかったわけですので、14万円近く資産の値下がりがあったということです。

ここまでいろんな資産価格の上昇が続いていたので、多少の値下がりは仕方がないですね。長期投資家としては、むしろこういう時に積み立てができたことに喜ぶくらいでないといけません。

ちなみに購入状況は以下の通りでしたが、ウェルスナビが謎の行動を起こしました。なぜか積立入金日(前述の通り1月29日金曜日)の前日に、金(ゴールド)を約1万円分購入したのです。

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なぜウェルスナビがこんな買付行動をとったのか、わかりません。確かに余剰の現金は3万円程度あったのですが、それは1月6日からずっと変わっていません。現金に余裕があるから買うというならば、1月6日の時点で購入するべきですよね。原因はわかりませんが、たったの1日違いで購入価格もさほど違いはないようなので、今回はこれで良しとしておきましょう。

謎の行動の翌日、1月29日には全6資産の買付が実施され、いったんポートフォリオが理想状態に戻ってくれたようです。日欧株の下げがひどかった分、約8万円の買付となり、積立額の半分以上の投入となりました。

こうしてウェルスナビ部分のポートフォリオは目標通りの配分比率になりました。しかしビットコインは別です。来月2月には半年に一度の定期リバランスがやってきます。その日に向けて、ビットコイン保有量の一部を売却することになりそうです。本運用始まって以来、2回目のリバランスです。今回は大きな額が動きそうなのでひとつの見どころになりそうですよ。お楽しみに!

 

 

 

 

  

(前回運用報告:1月22日時点)

curvex.hatenablog.com

 

もしもウェルスナビがビットコインに投資していたら(独自に実証運用中)

ウェルスナビの魅力のひとつは、とっても真面目なポートフォリオと運用アルゴリズムで、初心者でも安心して投資をお任せできるところにあると思います。私もその真面目さに魅せられ、ウェルスナビを使って長期投資を始めた一人です。

このブログはその魅力をできるだけ多くの人に伝えたいという、完全に個人的な思いから始めたものです。一方で、ちょっとした遊び心も加えることで、真面目さと面白さを両立できないかとも考えておりました。例えば、ポートフォリオに暗号資産(仮想通貨)があったらどうなるか?とか。さすがにこんな乱暴な資産クラスをウェルスナビが採用するはずはないか…

いや、それならば自分でやってみたらどうなるのか?

こうした発想から生まれたのが、「ウェルスナビ+ビットコイン運用」です。私が2020年4月末から実証的に始めたこの運用は、本家ウェルスナビならば絶対投資しないようなアセットクラスに、ウェルスナビと同じようなアルゴリズムで投資をしたらどうなるのか?をテーマに、このブログで運用状況を報告してきました。

今日は、その仕組みを基本から少し丁寧にご紹介したいと思います。

 

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ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(1月22日)

ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況を報告します。(1月22日終値で計算)

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総資産は先週から、微増です。約5000円ちょっとの増加です。

年始に見られたビットコインの上昇の勢いは完全に失われましたね。私の保有額も、先週に比べて10万円以上減少しました。先週も10万円減少だったので、この2週間で20万円失った計算です。

もっとも、私の場合は長期投資ですので、こういった上下の波は気にしません。気にならないわけではないです。気にしないように努力しています。

一度売ってしまうと、今度はいつ買い戻すかを考えなければなりません。何も気にせず持ち続けている場合に比べて、2回も多くの真剣な判断が求められるので、明らかに行きすぎの場合でもリバランス以外の目的での売却はしません。短期売買で勝ち続けられれば良いのですが、私の場合はそう遠くない将来に自信を失って、撤退してしまうことでしょう。

 

一方、ウェルスナビは好調で、ビットコインで失った分を上回って稼いでくれました。

今週最大のトピックは、バイデン大統領の就任だったと思います。当日は米国株も好調でした。大きなトラブルもなくイベントを通過した安心感もあったと思います。

新政権の当面の課題はコロナと経済対策ではありますが、これらがひと段落した後には、大企業や富裕層に対する増税に踏み込むことになっています。ウェルスナビユーザーにとっても、米国株(VTI)の投資先の20%超を占めるGAFAMへの規制強化や、キャピタルゲイン課税の増税については注視しておく必要があります。米国株が今週好調であったもうひとつの理由として、イエレン財務長官の公聴会を受けて多くの投資家がその時期がまだ先であると判断したからだ、という可能性もありますね。

というわけで、今週世界の株価がどう動いたか、ウェルスナビの投資先3区分(米国、日欧、新興国)毎に振り返ってみましょう。先週終値に対する今週終値の上昇率は以下の通りです。

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米国株も上がりましたが、新興国株の上昇が上回りました。

ウェルスナビでいうところの新興国は、その半分が中国および台湾です。中国は今週2020年第4四半期のGDPが速報され、2019年同期を成長率でも上回ったようです。統計の信頼性という問題はあるにせよ、すでにコロナを脱却したことを意味するとか。

いずれにせよ、米国新政権の経済政策に注視しつつ、今後も米中経済の発展に期待するという展開になりそうですね。

  

(前回運用報告:1月15日時点)

curvex.hatenablog.com

 

ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(1月15日)

ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況を報告します。(1月15日終値で計算)

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総資産は先週から約20万円下落し、885万円となりました。

ウェルスナビ資産の合計が約10万円の下落、ビットコイン保有額も約10万円下落したので、トータル20万円の損失といったところです。

先週はちょうどビットコイン価格が直近のピークを付けたところですので、さすがに一息ついた感じでしょうか。

仮想通貨をめぐっては、先週イギリスの金融行動監視機構(FCA)が「仮想通貨への投資はすべてのお金を失う可能性がある」と述べ、そのリスクを警告しました。その後、ニュージーランド当局や欧州中央銀行も同様の警告を発しています。 

それとは対照的に、機関投資家による仮想通貨へのマネー流入が続いています。コインポストの記事によると、米グレースケール社の四半期報告書が発表され、同社のビットコイン投資信託(GBTC)の運用規模は昨年一年間で10倍に膨らんだとのこと。

coinpost.jp

 

機関化が進めば必ずしも「価格ゼロリスク」が回避できる、というわけではないと思いますが、この対照的な動きはよく注目したいと思います。

個人的にはもうちょっと決済機能が進化すればなぁ、とも思います。ぜひビットコインで日常的な支払いをしてみたい。

あとは、かつてのジンバブエのようなハイパーインフレ国家が自国通貨の発行を諦め、ビットコインを正式採用するとか。経済破綻してもインターネットインフラが健在という、未来のお話かもしれません。

 

(前回運用報告:1月8日時点)

curvex.hatenablog.com

 

ビットコインの長期投資家には、四半期ごとにコロナショックが訪れる

ビットコインの荒い値動きが続いています。私のブログでも、1月8日に「儲かってます~」宣言したものの、翌日から4連敗。1月12日までに2割近くもの下落となりました。今はまた一時的に盛り返していますが…

私は「ウェルスナビ+ビットコイン運用」といった記事を書いており、まるでビットコイン投資を推奨しているかのように見えると思いますが、決してそうではありません。ウェルスナビで初めて投資をやってみました、というような投資初心者には特にです。

この運用は、本家ウェルスナビならば絶対に投資しないようなアセットクラスに、ウェルスナビと同じロジックで長期投資するという点に面白さを感じた方々が、興味半分で見守ってくれれば良いなぁ、と思い始めただけの企画です。

そんなわけで今日は、ビットコインのリスクをまじめに検証する記事を書こうと思います。

curvex.hatenablog.com

 

 

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ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(1月8日)

ウェルスナビ+ビットコイン運用の状況を報告します。資産価格は、1月8日時点での終値で計算しました。

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ついに総資産が900万円を突破しました!

前回報告からの間に15万7500円の積立入金を行っています。ビットコインの価格は一時的に暴騰しておりますので、本運用のルールに従って全額をウェルスナビに入金しました。その結果、米国株、新興国株、米国債券、不動産の購入が行われました(下図)。株価も意外に強い動きでしたので、ウェルスナビ6資産あわせて25万円程度上昇しています。15万円の積立と合わせると約40万円の増加となりました。

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特筆すべきはビットコインの急騰で、わずか1週間で30万円以上も値上がりしました。

私の保有分の評価額で「新興国株(VWO)」を超えてます…恐ろしい。

ビットコインの価値の源泉については、以前こんな表を作ったことがあります。ビットコインが通貨であるならば、決済機能と価値貯蔵機能を有するはずです。であれば、それぞれの機能に基づいてどのような価格モデルが考えられているのかを整理したものです。価格モデルの出典は投資情報サイトのSeeking Alphaに投稿された記事からです。リンクはお手数ですが、下に張り付けた私の過去記事から参照願います。

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左側は決済機能に注目したモデルです。モデルの価格上昇スピードが恐ろしいほど早いのでちょっとそのまま信じることはできませんね。さらに言うと決済手段としてのビットコインはまだまだ課題が多くほとんど普及しておりませんので、まだこのモデルは使えないかもしれません。

右側が価値貯蔵機能に注目したモデルです。小さすぎて見えませんが、現在は3回目の半減期を経て、約10万ドル(約1000万円)を目掛けて上昇中の段階にあります。このモデルでは2021年の4月~5月くらいに1000万円に到達するとされているようです。

現在のビットコイン価格が約400万円ですから、まだ2倍以上になるという強気なモデルです。さすがに、実際にはそうはならないと思いますが…

どちらかというと、右側のモデルが支持されそうですね。モデルの提唱者は、業界では有名なPlanBさんという方です。

 

価格モデル、グラフ等の引用元は恐れ入りますが、私の過去の記事から参照願います。

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(前回運用報告:1月1日時点)

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ウェルスナビ 3年間の積立投資で17.6%の利益

ウェルスナビで毎月15万円の積立投資を始めてから、2021年1月で3年間が経過しました。現時点での評価益は113万円以上で、入金額に対する率では17.6%もの利益を出すことができています。手数料は年1%(税抜き)とやや高いのですが、この利益額はすでに支払った手数料を差し引いたものですので、完全お任せの資産運用としては満足できる結果ではないでしょうか。

仮に手数料がゼロだとしたら、その評価益は126万円、20%近くもの利益率になるのですが、手数料の問題は今回は脇に置いておきたいと思います。

今回は、この利益がウェルスナビの投資理論に基づいて計画的に達成されたものであることを分析してみたいと思います。

  • 3年間の積立投資結果
  • ウェルスナビの資産運用シミュレーション
  • ウェルスナビの投資理論を検証!

 

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