ウェルスナビ運用記録(4月4日)再び急降下へ向かうか!?

先週のプラスはつかの間の息継ぎに過ぎませんでした。再び下落に向かう、私のウェルスナビ運用状況報告(4月4日時点)です。

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資産総額は先週末に比べて6万5000円ちょっと増えているように見えますが、今週は15万円の積立を実施しましたので、差し引きマイナスとなりました。半月前までは15万円が誤差に見えるくらいのマイナスを連発していたので、それに比べればかすり傷です。今はまだ、ですが…

先週末と比べた総資産額は、86,863円の下落でした。為替は0.3%の円安で、1週間で見れば大きくは変わりませんでした。

資産クラス別では、金(ゴールド)だけがプラス(+0.6%)で、残りはすべて下落でした。

下落率トップは不動産で、-8.2%の下落。不動産はここのところずっと激しい値動きが続いています。ウェルスナビの資産クラスにおける「不動産」は米国の不動産を指しますが、日本の東証REIT指数も今週は7%下げました。前週の大幅リバウンドもむなしく、あっという間の失速となりました。

言うまでもなく、新型コロナウィルスの影響がどのくらい大きなものであるか、市場参加者が探っているのでしょう。先週末時点で少しは見えてきたという印象もあったのですが、完全に誤りでした。あれからわずか1週間で世界で感染者はほぼ倍増。国内でも医師会が危機的状況を宣言する事態に至りました。

完全に素人の印象に過ぎませんが、株式が比較的細かく追従するのに対して、不動産は大局的変化をとらえて一気に動く感じです。…ということは再び急降下へ!?

 

下落率ランキング2位以降は、日欧株(-2.8%)、米国株(-2.6%)と続きます。

日欧株、いつもの調子を取り戻し 、下落率上位に食い込んできました。国内では三菱UFGフィナンシャルグループ(MUFG)が3600億円の減損を出すようですね。アジア展開を狙って買収したタイ、インドネシア、フィリピンの子会社株式の評価を引き下げるとのことです。

その後、MUFGに対してというわけではないと思いますが、金融庁が「今期はそんなに厳しく減損出さなくていいからね」という方針を出しました。業績悪化に対してある程度の歯止めにはなるかと思いますが、膿を出し切ってV字回復、というのもそれほど望めなくなります。長期戦入り、ということでしょうかね。

まとめると、市場参加者は大きな下落を織り込み始め、企業は長期戦に備え始めているといったところでしょうか。長期投資家はひたすら積立しかないですね。

 

最後に、今週の積立で購入した銘柄です。今回の購入は株式3種のみでした。前回の積立時も株式3種だけだったので、2か月連続で「債権・金・不動産」が買われなかったということです。

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(前回の運用記録はこちらから)

curvex.hatenablog.com