ウェルスナビ運用記録(3月21日)大底まであと〇〇日

流行のタイトルにしてみましたが、この暴落相場がいつ大底を迎えるのか、私たちは知るすべもなく、日々相場に向き合っています。

これだけの下げ相場ですから今のうちに買っておけば、結果的に儲かったという人も出てくるでしょう。「私は相場が読めたから儲かった」なんていう後講釈が山ほど出てくる可能性もあります。ただ、下落が続くいまこの瞬間は、当てが外れて苦しい思いをしているという人も多いと思います。

大きな出来事の発生が認識される前と後では世の中の見方が大きく変わります。いまはまだその前にいると思います。そんな渦中の、3月21日時点での私のウェルスナビ運用状況です。

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今週も大幅な下げが止まりませんでした。

先週末と比べた総資産額は、391,112円下落(下落率約8.9%)となりました。先週からの円安も続き、為替は3.9%も改善しました(円安)。それでも円建ての資産が8.9%も減少したのだから、ドル建てでは13%にも迫る下落が起こっていたということになります。

 

ドル建てではすべての資産価格が下落しました。(以下、下落率はドルベースです)

特筆すべきは不動産(米国不動産)で、下落率はなんと26%にもなりました(今週1週間で、ですよ)。

日本国内でも不動産の下落幅は大きかったです。東証REIT指数は2月20日の約2250ポイントから1か月で49%も下落した、約1145ポイントとなっています。 もはやオリンピック延期論とかいったレベルの下げではないような気がします。日経によると地銀の売り注文が大きかった、とのことでした。これが単なる決算対策であればそのうち戻ることが期待できますが…。「新型コロナをきっかけに働き方が変わり、オフィス需要が激減する」なんていう意見も目にしました。「そんなわけないだろ~」とか笑ってましたが、私たちは将来起こる大きな変化を意識することなく日常を過ごしているんだということも、忘れてはいけませんね。

ちなみに、私のウェルスナビを構成する資産クラスにおける下落率2位は米国株、3位は新興国株、4位は日欧株でした。

日欧株、意外に健闘しています。東証株価指数TOPIXは今週、なんとプラスでしたね。日経平均株価は週間で下落でしたが、中小型株を中心に下げ止まりが見えてきたかもしれません。ただ、欧州での悲劇的な感染拡大、勢いづくオリンピック延期論がどれだけ株価に織り込まれているのかは、もはや誰にもわからないと思います。一時的な様子見である可能性も十分にあり得ます。

まぁ、下落率4位とはいってもドル建てで12%も下げていますから、異常な下げであることには変わりありません。

 

あとから振り返って、「あんな相場もあった」と穏やかに言えるとよいですね。その時に備えて、ウェルスナビ運用方法を理解したうえで、自分の本当のリスク許容度を見直しておきましょう。「リスク許容度5が一番儲かるからコレ!」という短絡的な思考でなく、下がるときも考慮しておく必要があります。

もしも余裕があれば個別株投資も含めた、コア・サテライト戦略を練ることに時間をつかってもよいですね。

 

 

(前回の運用記録はこちらから)

curvex.hatenablog.com