ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(5月17日)

ウェルスナビのポートフォリオに、できるだけウェルスナビっぽくビットコインを加えて長期投資を行っています。

2020年4月30日を基準日として、まずは半年間、損益評価していきます。資産クラスのうち、暗号資産(BTC=ビットコイン)以外はウェルスナビに丸投げして運用します。ビットコインは自身で運用しますが、できるだけウェルスナビっぽく積立投資をしていきます。

以下が5月17日時点での運用状況報告です。

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先週報告の直後にビットコインが10%超の下落となっていましたが、その後すぐに切り返し、結果として前回から4000円超の上昇となりました。このスタイルでの運用を開始してから半月が経過しました。ビットコインは今までのところ順調に見えますね。

その他の資産では米国債券と金が上昇し、株式と不動産が大幅下落して終わりました。

 

ビットコインは先週、「半減期」と呼ばれる重要なイベントを通過しました。半減期は、ビットコインの希少性を担保するため概ね4年ごとに実行されることになっています。ビットコインはマイニングによって一定割合で供給量が増加する仕組みを持っています。通貨の供給量が増えるとその通貨の価値が下がる恐れがあるため、この供給量をコントロールする目的で「半減期」が実行されるというわけです。

ちなみに、法定通貨(円やドル等)の供給量も、いまはどこの国でも増加傾向です。法定通貨はその発行元(中央銀行)が、物価や為替レートを注視しながらコントロールしているため、価値の安定が図られていると言われています。ビットコインには価値をコントロールする主体が存在しないため、半減期という機械的な仕組みが必要だった、というわけです。

最近、中央銀行通貨供給量が増えているため、「法定通貨の価値が低下するだろう(=インフレが発生するだろう)」といった論調が多く見られます。インフレが緩やかに発生すると思うならば株式を買っておく、急激に発生すると思うならば金などの資産を買っておくのが良いとされています。こういった文脈の中で、ビットコインと金の類似性が連想され、ビットコインの価格が上昇しているようです。

しかし、金もビットコインもいくらが妥当かなんてわからない。前回の記事でビットコインの価格モデルを2つご紹介しましたが、誤差が大きく数値も曖昧です。慎重な投資が必要ですね。

 

さて5月も後半です。いよいよ、月に一回の定期積立のタイミングが近づいてきました。この運用は「できるだけウェルスナビっぽく」運用する方針ですので、定期積立で買い付ける金額も上記7つの資産クラスのバランスを計算して実施します。

 

 

 

 

 

このままの金額で推移するならば、ビットコインは十分に値段が上がっているので買付は行わず、その分の資金はその他6資産の買付に回ります。このような資金移動を、来週月曜日(5月25日)に実施予定です。初めての試み、うまくいくだろうか??

 

(先週の運用記録はこちら) 

curvex.hatenablog.com