ウェルスナビ+ビットコイン運用記録(5月31日)

ウェルスナビのポートフォリオに、できるだけウェルスナビっぽくビットコインを加えて長期投資を行っています。

2020年4月30日を基準日として、まずは半年間、損益評価していきます。資産クラスのうち、暗号資産(BTC=ビットコイン)以外はウェルスナビに丸投げして運用します。ビットコインは自身で運用しますが、できるだけウェルスナビっぽく積立投資をしていきます。

以下が5月31日時点での運用状況報告です。

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先週末から、ウェルスナビ運用部分もビットコインも大幅上昇しました。

ウェルスナビ部分は別記事にまとめていますが、積立額15万7500円に加えて、評価益で17万円以上プラスとなりました。(合計、約33万円の増加要因)

ビットコインも先週末に比べて1万円程度上昇しています。上記は5月31日の終値でまとめたものですが、この記事を書いている6月2日時点で、ビットコインが1万ドルの大台に乗せました。評価額も29万円超となっており、さらに2万円の利益が上積みされた状態です。

下図が現在の保有数量と評価額です。なお、今月は新たなビットコインは購入していません。

(下図の評価損益には、ウェルスナビ+ビットコイン運用開始前の利益が含まれます)

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ビットコインの価格がなぜ急騰したのか。これをきちんと説明できる人はいないと思います。欲しい人が多かったから価格が上がった、としか言いようがないと思います。

ただ、面白い理屈付けだと思ったのがひとつありました。それは、マイナーの収益性改善の兆しがみられ、ビットコインの決済システムへの安心が高まったから、というものです。

ビットコインの決済システムは強固な暗号によって担保されますが、この暗号を作り出す計算を行っているのが、マイナー(採掘業者)と呼ばれている人たちです。彼らはコンピュータの計算パワーを提供することで、ビットコインブロックチェーンに暗号化された決済履歴を書き足していきます。この貢献に対して、マイナーは新たに生成された(採掘された)ビットコインを手にすることができます。

マイナーへの採掘報酬は一定期間固定されるのですが、参加するマイナーの多寡や計算パワーの増減といった需給を調整するために、暗号計算の「難易度」が自動的に変更される仕組みが導入されています。

この難易度調整を数日後に控える中、次回の調整で難易度が下がることが見込まれ、このところ投入されている計算パワーが増加傾向にあることから、「決済システムへの安心が高まった」と判断された、という説明です。

ビットコインへの信頼が増した、というのはその通りだと思います。先月は4年に一度の半減期を迎え、多くのマイナーが撤退するといわれていただけに、良い傾向だと言えます。

ただ、本日の急騰は単に多くの買い注文が入っただけではないかと思いますが…

 

(先週の運用記録はこちら) 

curvex.hatenablog.com