2020-01-01から1年間の記事一覧

大幅損失で今年2回目のDeTAX発動(ウェルスナビ)

まだまだ相場が落ち着く気配がありません。今週も週間での下落は確実な状況です。リーマンショックどころか、「第二次世界大戦以来」なんて表現を聞いて驚愕しました。ECBの元総裁であるトリシェ氏の発言ですが、どうやら危機がある度にこのような発言をされ…

ウェルスナビの分配金は着金まで3日かかる

連日厳しい相場が続いています。こんな時は分配金の支払いが待ち遠しくなると思います。私も先日、日欧株と新興国株の分配金が着金しましたが、これって何月の何日に振り込まれるのか、気になりませんか? ウェルスナビが採用している株式ETFは米国株(VTI)…

CAPMにより求めるビットコインの期待リターン

資本資産価格モデル(CAPM)を用いて様々な資産クラス、銘柄の期待リターンを求めてきました。CAPMを一言で説明すると、マーケット参加者がみな合理的な判断をしているという仮定のもとで、市場で付けられている価格とその変動リスクの値を用いて、各資産ク…

ウェルスナビ運用記録(3月28日)5週間ぶりの反発

私のウェルスナビ運用状況報告(3月28日時点)です。 今週はようやく前週比プラスで終われました。週間ベースでプラスとなったのはなんと5週間ぶり!2月29日から毎週50万円級の損失を報告し続けてきましたが、ようやく一息呼吸できた感じです。 先週末と比べ…

ウェルスナビの投資理論は暴落相場に耐えられるのか(補足)

わずか1か月で株価が20%以上も下落するような暴落相場は、ウェルスナビが採用している正規分布の理論ではほとんど想定できません。つまり、理論上は起こりえないとして取り扱われます。 しかし前の記事で示したように、仮にこういった暴落相場をやや強引に理…

ウェルスナビで測る個別株式の期待リターン

先日の記事で、資産クラス毎の期待リターンを計算する「資本資産価格モデル(CAPM)」について説明しました。このモデルは、各資産クラスの価格変動の特徴(共分散)と、市場での評価(時価総額比率)を元にして、市場参加者がその資産クラスの期待リターン…

ウェルスナビ運用記録(3月21日)大底まであと〇〇日

流行のタイトルにしてみましたが、この暴落相場がいつ大底を迎えるのか、私たちは知るすべもなく、日々相場に向き合っています。 これだけの下げ相場ですから今のうちに買っておけば、結果的に儲かったという人も出てくるでしょう。「私は相場が読めたから儲…

ウェルスナビの投資理論は暴落相場に耐えられるのか

100年に一度の暴落相場と言われたリーマンショック。現在進行中の暴落相場であるコロナショックは、そのスピードだけ見ればリーマンショック級であると言われています。ウェルスナビが採用している米国株ETFであるVTIの、リーマンショック時の月間最大下落率…

ウェルスナビ 期待リターンの計算方法について(補足)

先日の記事で、ウェルスナビがホワイトペーパーで公開している期待リターンがどのように計算されているのかを探ってみました。 今回、若干補足すべきことがわかってきましたので、追記させていただきたいと思います。 この「期待リターン」の値はウェルスナ…

リスク許容度別下落率 ~コロナショックが直撃した1か月

今回のコロナショックで、S&P500指数は2月19日の高値から一時27%の下落となりました。概ね同じような期間(約3週間)で測った最大下落率で比べても、2011年の欧州債務危機、2001年のITバブル崩壊を超え、リーマンショックと肩を並べる水準だったということで…

ウェルスナビ運用記録(3月14日)畳みかける下落圧力

今週も派手な下落が続いています。3月14日時点での、私のウェルスナビ運用状況です。 先週末と比べた総資産額は、470,958円下落(下落率約9.7%)となりました。 こういう時は円高、と相場は決まっているものと思い込んでいましたが、意外にも1.7%程度円安で…

ウェルスナビの期待リターンはどのように計算されているのか?

先日、ウェルスナビのホワイトペーパーが改訂されました。改訂は2019年4月以来です。運用方針やETFの種類などはこれまで通り維持されており、想定すべきリスクと期待リターンの値が更新されました。 変更は下表の通りです。改訂前を(2019)の列、今回改訂後の…

コロナショックで大打撃!!(不安を煽っちゃダメですが)

昨日3月9日の下落のショックが大きすぎて、つい刺激的なタイトルをつけてしまいましたが… 不安を煽っちゃいけないですね。こういう時はどのニュースも不安になる書き方をするものです。人間の本能みたいなものです。そして人間の本能としてどうしても難しい…

ウェルスナビ運用記録(3月7日)コロナショックで赤字転落

ついに赤字に転落しました!3月7日時点での、私のウェルスナビ運用状況です。 今週は15万円の積立を行ったにも関わらず、先週末と比べた総資産額が約5万円しか増えませんでした。つまり、実質的な下落額が約10万円(正確には99,727円)となってしまいました…

DeTAXの還付金は無言で振り込まれる

コロナショックによる下落相場が続いています。今週もまた大幅な下落になることは間違いないでしょう。 さて、先週はDeTAX(税金最適化)が発動し下記のような取引が行われました。日欧株と新興国株の時価が私の平均買付価格を下回ったので、保有全口数の売…

ウェルスナビ 26か月間のパフォーマンス検証

2月も終わり、私のウェルスナビ積立運用も26か月が経過しましたので、ここまでのパフォーマンスをまとめておきたいと思います。 2月末はちょうどコロナショックが直撃したタイミングです。大幅なマイナスを覚悟しておきましょう。 なお、比較対象となるベン…

ウェルスナビの将来予想シミュレーションを探る(その3)

前回「ウェルスナビの将来予測シミュレーションを探る(その2)」では、ウェルスナビが提供してくれる将来予測(下図に示すようなグラフ)の検証評価を、積立を設定した場合に対して行いました。これまでの2回の記事で、積立がある場合でもない場合でも、将…

ウェルスナビ運用記録(2月29日)コロナショック

2月29日時点のウェルスナビ運用状況です。 ついに「コロナショック」という用語が使われ始めましたね。私の資産もこの1週間で12%弱下落しました。 総資産額は、先週に比べて641,488円下落しました。 ドルが円に対して3.4%下げ、米国債券以外のすべての資産価…

ウェルスナビの将来予想シミュレーションを探る(その2)

前回の記事「ウェルスナビの将来予測シミュレーションを探る(その1)」では、ウェルスナビが提供してくれる将来予測(下図に示すようなグラフ)に関する、ロジックとデータの検証、およびその実現可能性評価を、積立がない場合に対して行いました。 今回の…

ウェルスナビの将来予想シミュレーションを探る(その1)

ウェルスナビで無料診断を受けると、以下のようなグラフが出てきます。おそらくウェルスナビで最も印象に残る図ではないでしょうか。ウェルスナビユーザーの方でも、「ナビゲーション」画面から「将来予測」タブを押すといつでも確認できますし、目標額を変…

ウェルスナビ運用記録(2月22日)金価格が上昇

2月22日時点のウェルスナビ運用状況です。 総資産額は、先週に比べて61,975円増、率にして約1.1%の増加でした。 今週後半は為替レートの急変がありましたね。急変とはいってもドルの上昇トレンドが2日ほど継続し、一時は1ドル112円と昨年4月以来の円安水準と…

日欧株と新興国株のリスクも検証

以前書いた記事で、ウェルスナビのホワイトペーパーで想定されている米国株の期待リターンとリスクを検証してみました。検証期間はわずか2年4か月でしたが、想定はおおむね妥当だという内容でした。 今回は同じ調子で日欧株と新興国株についても検証してみた…

幾何的ブラウン運動とは?

株価変動を数学的にモデル化する際に、「幾何的ブラウン運動」というモデルがよく使われています。確率過程の期間収益を求める際に重要な概念が含まれているのですが、私の理解があいまいだったため、復習を兼ねて記事にしてみました。 株価の日次収益率 幾…

ウェルスナビの手数料は本当に高いのか?

ウェルスナビの運用には、現金部分を除く総資産額の1%(+消費税)相当の手数料がかかります。手数料は日割りで計算され、毎月最初の営業日に前月分の手数料が引き落とされる仕組みとなています。 この手数料が「高い」という意見を多く聞きます。もちろん手…

ウェルスナビ運用記録(2月15日)アメリカが好調継続

2月15日時点のウェルスナビ運用状況です。先週は状況報告できなかったので2週間ぶりです。 総資産額は、2週間前に比べて245,819円の増加となりました。率にして約4.8%増、為替レートはほとんど横ばいでしたので、価格上昇が寄与しました。 今週はドイツのニ…

ウェルスナビ 自動リバランスの効果を探る

ウェルスナビには自動リバランス機能があります。これは、ユーザーが保有する各資産クラスの保有比率を理想的な状態に保ってくれる機能で、資産の一部売却を伴うリバランスが年2回(標準的な場合)行われるほか、積立時にも実行されます。積立時のリバランス…

ウェルスナビの運用を真似できるか? (その2/改訂)

前回、ウェルスナビの運用を真似できるか?と題して、ウェルスナビ代替運用シミュレーション結果を紹介しました。その目的は、ウェルスナビを使わずに、既存の他のサービスだけを使って、ウェルスナビと同じような資産運用ができるかどうか?を、シミュレー…

ウェルスナビの運用を真似できるか? (その1/改訂)

ウェルスナビの運用アルゴリズムはとてもシンプルです。その上、詳細なデータをホワイトペーパーとして公開してくれているので、その方法を真似て自分で運用することもできてしまいそうです。「そっくりそのまま真似すれば、高い手数料を支払わなくて済むの…

ウェルスナビ 25か月間のパフォーマンス検証

2020年も1か月がたちました。私がウェルスナビで積立運用を開始して25か月が経過しましたので、ここまでのパフォーマンスをまとめておきます。比較対象となるベンチマークは、ウェルスナビのホワイトペーパーに書かれている期待リターンです。では早速検証し…

ウェルスナビ運用記録(2月1日)今週は大幅下落

2月1日時点のウェルスナビ運用状況です。 先週末時点で総資産額が5,194,283円だったので、やや下落かな?と思わせる金額ですが、今週は15万円の積立をしているので、実は大幅下落です。積立を考慮した下落額は175,523円となりました。 新型肺炎に対する各国…